書道 硯 端渓硯 ６① 大硯 古硯

みにすた流のチューニング（改刻・整備）した端渓硯です。

古端渓の定義が今一つわからない（あやふや）なので、古硯という言い方にしてみました。
石は経年で変化します。
でも、作り替える事も可能です。
昔の端渓の性能が出せている硯だと思います。
まぁ、ど素人が私と同じ様に作れるなら、作ってみんしゃい、って感じです。
技術とかやり方以前に様々な知識と見識が必要です。

大昔の坑仔岩だと思いますが、非常に粒度の細かい石です。
私がみた端渓の石の中で一番粒度の細かい石です。老坑水巌の上級品にも匹敵するレベルだと思います。粒度というのがわからないレベルの粒度です。
硯裏に「良」と彫られていて意味がわかりませんが、多分、良質か、良石の良だろうと思います。

石が少し茶色ぽっく写真に写っていますが、暗い赤紫です。
墨堂下部に微小な凹みがいくつかと、墨堂右上に浅いヒビがあります。
特に何かに影響するレベルではありませんが、念のため補強をしてあります。（写真には写らないレベルの浅いヒビと補強です。乾燥状態だと実物でも見えません。）
キズ、欠けは年季相当にあります。ただ、墨池墨堂には上記以外に目立つものはないです。縁あたりにいくつかありますので、写真をご覧ください。新しく付いたキズというより、中国からの輸出時から既にあったキズ欠けという印象です。

墨堂の手触りもツルツルのツルツルって感じです。

端渓はその石毎に作り方を変えていますが、基本かな・漢字チューニングをしています。墨色と伸びを落とさない様に、最も墨が速く濃くなる様に作っています。

かな、漢字、画、何にでもよいと思いますが、特に、かな、画に最適だと思います。漢字にもよいですが、漢字でこのレベルの石が必要かなぁ？というのがちょっと？です。

墨が滑らかに吸い付く様に気持ちよくすれ、速く墨がおりて発墨します。濃墨から淡墨まで使えて、よい線が書けると思います。

サイズ：17.0×10.8×3.5㎝（加厚です）
重量：1kg超

＊唐木は良好ですが、補修の跡があります。
＊墨と同梱であれば墨を400円／本お値引きしております。
＊発送は全て輸送補償のあるメルカリ便を使用しています。


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