鷹山宇一朝ノ花キャンパス 16.5×23額 30.5×38細部まで細やかに描かれた色とりどりの花と蝶は具象でありながら、鷹山宇一独特の深い緑を基調とした画面と合わさることで、そこにはまったく異空間とも呼べるような幻想的な世界が広がる。絵の具が乾くまで待ち、薄く塗り重ねてはまた待つ、その繰り返しにより丹念に作り上げられたマチエールは独特の透明感を生みだし、その幻想美を一層際だたせている。1908年 青森県に生まれる。1915年 七戸尋常高等小学校入学。歌人青山哀囚と出会い、芸術への関心が高まる。1922年 旧制青森中学校に入学。棟方志功、松木満史らの青光画社に加わる。1927年 上京後、川端画学校に入学しデッサンを学ぶ。日本美術学校洋画科へ編入。1930年 第17回二科展に木版作品が初入選。1938年 二科展出品の若手前衛作家により「絶対象派協会」を結成。二科会の前衛作家による「九室会」に参加。1959年 二科会とサロン・ド・コンパレゾンとの交換展(パリ国立近代美術館)に出品。1961年 二科会の理事制に伴い、東郷青児理事長のもと理事に就任。1994年 郷里に七戸町立鷹山宇一記念美術館開館、名誉館長となる。1999年 死去。
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カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 絵画/タペストリ |
商品の状態 | 未使用に近い |