『 ヴィンテージ コンパクト スターリングシルバー ニエロ象嵌 1920年代 』タイ王国時代に王室御用達の装身具に使用されていたニエロ象嵌技法によって、インド古代叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する神・女神が描かれたエキゾチックなシルバーコンパクトです。歴史的にも貴重な工芸品ですが、1949年に現在のタイとなってからは残念ながら製作されておりません。こちらは40年前に、イギリスで長く暮らしていた祖母がピカデリーサーカスのアンティークショップで手に入れたコレクション品です。これまでコレクションケースにて大切にディスプレイされてきました。目立つトラブルもなく内蓋、外蓋共にキチンと開閉出来ます。柔らかな銀色とニエロの漆黒の対比が美しく、特にシックな装いの時に落ち着いた華やかさを添えてくれる素晴らしいアイテムです。純度の高い銀製のコンパクトですので、いぶし銀に育てたい方はそのままで、ピカピカの銀色をお楽しみ頂きたい方は1ヶ月に一度ほど銀磨きクロスか歯磨き粉を柔らかい布などに少量お取り頂き優しく磨いて頂けますとすぐに美しい輝きを取り戻す事が出来ます。(毎日ご使用頂ける場合は乾拭きなさるだけで十分美しい輝きを保つ事が可能です。)✳︎ニエロとはラテン語で「黒い」という意味の単語が語源となっており、日本では黒金とも呼ばれます。銀、銅、硫黄、鉛などの合金を金や銀を彫った溝に流し込み、熱して定着させる象嵌技法です。✳︎内蓋上部にホールマークが刻印されております。元々は叙事詩の妖精の形をしていたそうですが今は大変見ずらい状態ですのでご購入前にご一考頂けますと幸いです。(最後の画像にてご確認お願い致します。)✳︎ 防水対策後、プチプチにお包みして発送させて頂きます。✳︎ご質問等ございましたらご購入前までにコメント頂ければ幸いです。
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |