●江戸明治和本●嫁取往来【判型】大本1冊。縦258粍。【作者】滝沢実次書。【年代等】弘化5年2月書。【備考】分類「往来物」。裏表紙に「信濃国小県郡塩川南方村、滝沢市郎左衛門」と旧蔵者の氏名を記す。「態(わざ)と馳専使候御消息、忝致拝読候。疇昔御熟談仕候通、御嫡男勒負殿早免鼠来々御成長ニ付、御嫁取被成度趣媒之儀…」と書き始めるように、縁談の媒を頼まれた者が嫁の候補を紹介する手紙文の形式で綴る。女性の家柄や女性の人柄、教養、容姿、家事の堪能さ、さらに婚礼道具等の支度のあらましを紹介し、最後に日取りの吉凶を占うべきことなどを説いて結ぶ。本文を大字・3行・無訓で記す。『婚礼往来』のように婚礼のあらましや婚式の作法等を述べたものではなく、どのような嫁が理想的で、婚礼までの準備には何が必要かという実際的な視点で書かれているのが特徴。★原装・題簽付・美本。他に所蔵無し。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
商品の情報
カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > 本 > その他 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |