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M3225●江戸明治和本●多波礼具左芳洲先生たはれぐさ

¥21,600（税込）

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アイテム説明

●江戸明治和本●多波礼具左［芳洲先生たはれぐさ・雨芳洲戯草・芳洲先生集著］【判型】大本3巻3冊。縦262粍。【作者】雨森芳洲（誠清ノブキヨ・俊良トシヨシ・東五郎・伯陽）作。室鳩巣跋。【年代等】正徳年間跋。寛政元年9月刊。［大阪］高橋喜助ほか板。【備考】分類「随筆」。『多波礼具左』は、和漢の故事や教訓など種々の随感からなる随筆集で、育児に関する記述が各巻に散見される。まず、上巻では体罰に関する逸話がある。子供を毎日のように折檻する親に、ある人が「御自身の若い時は、何事も御両親の仰せの通りだったか」と尋ねると、その親は少し間を置いて「そうではなかった」と答えた。そこで「だからこそ、諺に『年こそ薬なれ』というように、成長とともに息子も弁えるようになるであろう」と戒めた。そして、子供を側に招いて「他人の親でさえ、年長けた者の残念な様子は心が穏やかでない（と知っている）のに、実親の心を朝夕苦しめていることに気付かないのは不思議なことだ」と諭すと、子供は恥じ入って言葉がなく、その後は親子睦まじくなったという。また中巻では、丈夫な幼児の育て方や子供の養生についての記事がある。★原装・題簽付・状態概ね美本。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。