（匿名性でアル限りに於いて） 「感電注意」 社会主義リアリズム Tシャツ

GETEMONTS、

何の為に作られたか分からない、
「作者の手から離れ意味消失し世界を彷徨う」系Tシャツに
レディメイドの手法で
サインとシーニュを施すシリーズ、

（匿名性でアル限りに於いて）から

ソヴィエト時代のロシア「唯一の公認芸術」、
社会主義リアリズムのプロパガンダが
前面にヴィジョンとしてプリントされたTシャツが登場↑

コサックと思われる男が
大きく後ろに反り返ってマス。
手前にわ工業化の象徴の様な機械。
そこから出たオレンジ色のギザギザ線が手から足を通ってiLL様で…

下のテキストにわ、
ロシア語で、

「電気モーターを水で消化しないでください。
水わ電気の電導体です」

そう、「感電注意」を促すポスター

「コレわソヴィエト時代のプロパガンダ！
社会主義リアリズムだ〜〜〜」っと銭形。

背景のくすんだオレンジの色味に
ビューロクラシー的全体主義の緩慢さと
ゆらゆら帝国の「ソフトに死んでいる」を彷彿させる
出処不明・西側の市場でわ見かけない貴重な1枚。


サイズ：L
肩50cm 袖20cm 身幅53cm 着丈67cm


状態わ使用感なく良好。

5.6oz プリントスターボディに
特大プリント。

元ネタ不明。
マサに共産主義・全体主義・官僚主義を象徴するかの様なデザイン。
絶妙な色合いで、
「唯一の公認芸術」の名に相応しい1枚↑

その背面に、
GETEMONTSのロゴをオレンジ色で加筆。

エレェキテル1枚に仕上がってマス。電気だけに。


最近、
『インフル病みのペトロフ家』、『戦争と女の顔』、『DAU.』シリーズなど、
新旧のロシア・ソヴィエトを象形した作品が豊作デス

ボリス・グロイスやその盟友・イリヤ・カバコフなどわ、
ソヴィエト時代を「トータル・インスタレーション」などと評して坐すが、
『DAU.』シリーズの狂気（と評される）大掛かりな仕掛けなども
この辺りからキテiLLのでわ内科と思われマス。

国家と云ふものが、
一人の監督によって管理・監修される
生殺与奪権すら握る私的空間となった時、

人わ皆、監督の為の役者になり下がり
凡ゆる物わ舞台装置と化す。
役者わ舞台からご機嫌を伺い
舞台装置わ中身よりも演出として形骸化する。

この総合芸術の続きわ、
今も極東でご覧になれマスね。

事実わ映画より奇なり。

商品の情報